研究・開発

石金精機の商品開発

石金精機の商品開発

弊社では市場のニーズに合わせ、随時新商品を開発しております。

今回ご紹介する「SISねじ転造ヘッド」は長らくユーザー様にご好評頂いております当社のロングセラー商品です。

本商品は、機械部品加工メーカーであり、使う側でもある当社が設計・製造しているため、ユーザー様の視点に立った取り回しに優れた商品になっております。

ねじ加工をご検討の際は是非ご照会ください。

ねじ転造とは

ねじ転造とは、ねじ山の形状が刻まれた円筒状の工具(転造ロール)を母材に押し付け、母材を塑性変形させてねじ山を成形する方法で、鍛造成形の一種となります。 

ねじ転造とは

ねじ転造の解説図と加工風景 

転造ねじと切削ねじの違い

転造ねじと切削ねじの違い

一般に供給されるねじ用材料には製造中の圧延過程により圧延方向に鍛流線(metal-flow/fiber-flow)と呼ばれる「目」があります。

切削加工では、鍛流線を寸断する事になり、結果ねじ山のせん断方向の強度が落ちます。

ねじ転造では、ねじ山を塑性変形で成形するので鍛流線は破壊されず、更に成形時の加圧による表面組織の硬化により、より強度の高いねじが出来上がります。

SISねじ転造ヘッドの特徴

SISねじ転造ヘッドの特徴

当社が開発いたしましたSISねじ転造ヘッドには
以下の特徴があります。


1.秒速加工可能

転造時間が約2~3秒と、施削加工に比べてじつに1/20の加工時間という高能率です。


2.切削の同時加工が可能

1台の機械で転造素材径の切削加工後、同時チャッキングのまま、切削と同速度でねじの転造加工ができます。


3.強靭かつ均一で、高い精度のねじ加工が可能

一度転造ロールをセットすれば、連続加工してもねじ精度は非常に安定しており、JIS1級ねじを容易に得られます。
また、ねじの仕上面は鏡面となり、強靭でその上端面振れ精度が向上します。


4.多種類のねじが加工できる汎用タイプ

転造ロールを替えることで、同一ヘッドにて多種類のねじが転造できますので、きわめて汎用性とコストパフォーマンスに優れています。


5.様々な機械にも取付けが容易

コンパクトに設計されておりますので、どんな機械にも簡単に取り付けができます。 多軸自動旋盤、NC旋盤をはじめ、専用機・単能機はもちろん、普通旋盤でもベット上に油圧などによるクロススライドの送り込み装置を付けることで容易に使用できます。


6.短い段取り時間

ねじの種類や寸法を変える際、転造ロールを交換するだけなので、短時間で段取りができます。 従って多種少量生産に最適です。

SISねじ構造ヘッドラインナップへ

転造事例

多軸自動旋盤及びNC自動旋盤によるねじ転造事例

No.1

転造ねじ寸法:M8x1

材質:SUM21
工作物回転数 (rpm):2,200
使用ヘッド形式:NTR16

No.3

転造ねじ寸法:PF3/4 PT1/2

材質:SS400
工作物回転数 (rpm):600
使用ヘッド形式:NTR28

No.4

転造ねじ寸法:M6

材質:S45C
工作物回転数 (rpm):2,000
使用ヘッド形式:NTR16

No.5

転造ねじ寸法:PT3/8

材質:BsBM
工作物回転数 (rpm):1,780
使用ヘッド形式:NTR20

No.6

転造ねじ寸法:3/4-16 UNF

材質:BsBM
工作物回転数 (rpm):1,780
使用ヘッド形式:NTR20

No.7

転造ねじ寸法:M13x1.5

材質:SUM22
工作物回転数 (rpm):1,120
使用ヘッド形式:NTR20

No.8

転造ねじ寸法:PT1/8

材質:SUM21
工作物回転数 (rpm):2,000
使用ヘッド形式:NTR20

No.9

転造ねじ寸法:M8x1

材質:BsBM
工作物回転数 (rpm):2,200
使用ヘッド形式:NTR16


単能機によるねじ転造事例

単能機によるねじ転造事例

普通旋盤への取付方法

普通旋盤への取付方法
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